2008年11月22日
今週の日経・日経MJから NO.13
皆さまこんにちは。
KCGコンサルティンググループの竹尾です。
今週は、リストラに関することがちょっと気になってます。
○11/22日経『米シティ、日本でも人員削減 日興が希望退職』
11/22日経『三菱自動車 非正規社員1,000削減』
株価急落に直面する米シティグループが、日本でも人員削減に
乗り出しました。傘下証券大手日興コーデュアル証券が40歳以上の
幹部を含む従業員を対象に希望退職の募集を始めた、とのことです。
日興コーデュアル証券の従業員数は約7,000人であり、来年
3月時点で40歳以上となる人が希望退職の対象となります。人数
の目標は定めないようですが、年収の2倍程度の割増退職金を支払う
予定です。
三菱自動車は、来年1月までに国内工場で働く非正規社員を
約1,000人削減する、とのことです。市場環境が急激に悪化、
世界的な新車需要低迷に合わせて生産体制の見直しを行います。
それに伴い、国内3工場で働く非正規従業員2,800人のうち
約4割にあたる1,000人を減らします。
どちらも米金融危機から派生したリストラ案件であり、経済が世界
規模で強く連鎖しているのを感じます。
人的資源管理の学習をした際、『雇用調整(リストラ)の手順』
について学びました。
第一段階:残業規制、労働時間の短縮
第二段階:パート労働者・臨時工・季節労働者の削減
第三段階:新規・中途採用の中止
第四段階:自宅待機、一時帰休、臨時休業、出向、配置転換
第五段階:希望退職者の募集、指名解雇、退職勧奨
というのが正しい手順です。
市場の縮小に伴う生産ライン削減など、事業規模縮小によるリストラ
は上記手順に沿って行われるべきですが、世界経済の流れとなっている
M&Aや企業合併などに伴う人的資源のリストラはどういうかたちで
行われるケースが多いのでしょうか? 例えば吸収合併による
事業再構築などの際、吸収される会社は経営理念から経営資源に至るまで
解体されて新会社に吸収されるため、突然第五段階を飛び越えるといった
ドラスティックなケースも少なくないのだろう、と思います..。
| KCG総合 | 20時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

